ついに育児について書く時が来てしまいました。
はっきり言います。私、育児が苦手です。
対人関係に悩みまくる私が、子供との関係に悩まないわけがない…
他のお母さんなら、こんな言い方しないんだろうな。
私がお母さんで、この子たちは嫌だろうな。可哀想。
なんで自分の子なのに、こんな気持ちになっちゃうんだろう。
ちゃんと愛情を注げていない気がするけど…じゃあ「愛情」って何?
悩んで、泣いて、自分を責める毎日。
そんな自分と、今も向き合う日々を過ごしています。
子供たちの紹介
豆腐メンタル妻の子どもたちはこんな感じです。
- 長男:好奇心旺盛で真面目なアウトドアボーイ
- 次男:興味のある・なしが超はっきりしているインドアボーイ
育児で一番しんどかったのは、乳児〜幼児期。
あの時期の子たちって、行動も発言も謎だらけ。もう、怪物。
ゼリー事件簿
ある日、次男が泣きながら「ゼリーあけて!」と叫ぶ。
…え、いやもう開いてるけど。と渡すと、床に投げる。
「ゼリーあけてぇえええええ!!」
…開いてるけど!?
じゃあ別のゼリー開けてみる?→また投げる。さらに泣く。
もうどうしたらいいの?
開いてるし!意味がわからん!無理!
「開いてるってば!!食べないの!?汚れた床片付けるのママなのに!」とついキツめの口調に。
次男は泣き続け、私は限界で一緒に泣く。
暴れる次男を抱っこして、泣き疲れて寝た。
自己嫌悪の時間
寝たあと、私は放心状態。
なんでこんなことになったんだろう。
どうしてあげればよかったんだろう。
私が不甲斐ないせいだ…と、涙は止まらない。
雷に打たれた一言
帰宅した夫に泣きながら話す。

ごめんなさい。私は育児向いてない。
怒っちゃうし、泣かせちゃうし…。
もう、子供のために離婚して、新しいお母さんを探してあげたほうがいいかも…
すると夫は、私が話し終えるまで静かに相槌を打ってから、こう言った。

この子たちの母親は、君だけだよ。
この子たちを育てるのは“世界初”なんだ。正解なんて、誰にもわからないよ。
そしてこう続けた。

それにね、今の話で可哀想なのは“君”だよ。子供じゃない。

え?可哀想なのって私なの?
…子供じゃなくて、私?

だって、理不尽なことされたのは“君”でしょ?辛かったでしょ?

でも子供のやることだし…
と少し迷いながら、
でも…確かに私は辛かった。
そうだ。辛かったんだ。
【アドラー心理学で解釈してみた】
私は「子供=弱者」「大人=強者」と思い込んでいて、
どんな状況でも“私が悪い”と決めつけていました。
でも、アドラー心理学ではこう考えます。
「課題の分離」: → 泣くのは子供の課題。どう対応するかは私の課題。 → 相手(子供)がどう感じるか、どう反応するかは私がコントロールできない。
「感情には嘘がない」: → 私が辛いなら、それは”本当に辛かった”のです。 → 無理に”子供のために”と自分を責める必要はない。
「目的論」: → 子供の行動には目的がある。次男は“ゼリーが開いてない”ことに怒っていたんじゃなくて、「甘えたかった」「注目して欲しかった」など、別の目的があったのかもしれません。
【まとめ】
子供に怒った日は、自己嫌悪で倍沈む。
でも、私はもう「子供が泣いた=私が悪い」と思わないようにしたい。
アドラー心理学の「課題の分離」を知って、
“私が背負わなくていいこと”を、少しずつ手放しています。
それでも悩むし、泣いちゃうけど、
今日も「世界初の育児」に挑んでます。
私と同じように苦しいママへ
同じように悩んでるお母さんがいたら、あなたも可哀想だったかもしれないよ。